印刷新報(2001/5/10)

サイトでダンボール発注 小ロット印刷も格安に

 「Web上で販売した商品を、社名入りの段ボールで送ってイメージアップを図ってみませんか」――こんなふれこみで有限会社オーダーボックス・ドットコム(東京、四方祥樹社長)が新ビジネスを展開している。
 同社はインターネット上で電子商店を開設しているSOHO起業家向けに、段ボールを小ロット(100以上)から販売するサイト( http://www.order-box.com/ )を開設、4月15日から受注を開始した。サイトで見積りもでき、即発注することができる。
 これまでのネット上での商品販売では、配送段階で必要となる段ボールに苦労するケースが多いのが実情。小ロットでの注文ができない上、販売する商品に合った段ボールを入手することが難しかった。
 オーダーボックス・ドットコムでは、このような小口需要の高まりに対応するため、電子商取引を梱包の面から支援していく。
 最大の特徴は、「サイズの個別指定」に対応していること。サイト上で希望のサイズ、厚み、数量を入力することで手軽にオーダーできる。
 また、オプション・サービスとして、段ボールに「社名・サイト名などの文字」(二色、同版代二万円)など、市販よりも大幅に安い価格で小ロットからの印刷が可能。
 同社では「サイト名が入った段ボールで配送されることで、消費者の不安も解消され、リピート効果も大きい」と話している。
 価格も、宅配サイズが一枚当たり164円、大サイズが127円(いずれも千枚注文時)で、大手業者に比べて最大で約35%安いという。
 商品のWeb販売にあたっては、受発注システムと同時に、受注後の配送や在庫管理が大きなポイントになると言われる。段ボールに着目したWeb販売支援は例が少なく、今後の展開が注目される。