日刊ゲンダイ(2004/2/4)

ネットショップ成功者たちの知恵と実力


 「ネット通販でネックなのが商品発送用の段ボール。ホームセンターで買うと高いし、業者への発注は大体2000枚からで、少量は受け付けてもらえません。そこで、100枚から買えて細かいサイズ指定もできる小ロットのオーダーメイド段ボール販売の仕組を作ろうと考えました」
 こう話すのは小さなネット通販業者も利用できる段ボール販売のネットショップ。「オーダーボックス・ドットコム」代表の四方祥樹さん(32)。
「大手繊維メーカーのグンゼに勤めていた頃、ネットオークション人口の増大や“渋谷ビットバレー”の話題もあり、ネット通販は拡大すると確信しました。それで通販の必需品である段ボールは絶対に売れると思い、01年5月に独立を」
 開設に伴い最も工夫したのは、独自の「オンライン自動見積り」システム作り。段ボールの縦・横・高さの指定ができて、厚さも選べて、ネットの画面で的確な見積りも出せるようにしました。
「利用者に便利なシステムがあるからこそ、支持されると思います。またお客様であるネットショップオーナーに成長著しいネットショップの紹介など役立ちそうな情報を発信することも心がけています」
 スタート時の数ヶ月は50件台だった注文も、01年10月にオンラインショッピング大賞「奨励賞」受賞で上昇。現在、毎月の注文は700件以上に跳ね上がっている。(売り上げは未公開)。
「お客様からパワーをいただくことも多い。段ボール100枚のご注文だったお客様が、次第に発注の間隔が短くなり、枚数も増えてくると繁盛ぶりがわかります。“当店も頑張らなければ”と身が引き締まります。
 成長する同店はネットショップオーナーたちの強い味方になっている。