| ビジネスチャンス(2004/3月号) | |
ニッチに特化したオーダーメイド商法 インターネットを利用した通販が盛んであるが、ネットショップにとって商品発送用の段ボールは必要不可欠。そこで、送りたい商品のサイズに合わせて、会社や商品のロゴを印刷したオリジナル段ボールを、最小100枚単位から受注しているのがオーダーボックス・ドットコムだ。同社の四方祥樹社長は「ネット通販を始める人を何人か見てきましたが、共通して、段ボールが悩みの種だったんです。市販のものは商品のサイズに合わないし、業者に特注すると、最小ロットでも1000枚以上注文しなければいけない。だったら、その不便さを解消すれば、必ずビジネスになる。しかも段ボールは消耗品なので、間違いなくリピーターになってもらえると思ったんです」と話す。 通常、段ボール業者の最小ロットは1000枚程度。そこで四方社長は、東京都内の段ボール業者を片っ端から回って交渉した結果、100枚単位で特注してもらえる業者を数社確保し、2001年4月に、ネット上に特注段ボールショップをオープンさせた。 その特注段ボールのサイズは、指輪が入る程度のものから、サーフボードや自転車が入るものまでさまざま。同社のサイト上で、サイズと注文枚数、社名、ロゴなどの情報を入力すると、即座に見積りが表示され、さらに「注文」のキーをクリックすれば、それで発注は完了。その段ボールが完成するのも早く、最短なら、注文から三日後には手元に届く。この手軽さと素早いレスポンスは、特に心がけたいことだ。 「見積もりや注文のために何回もメール交換して、時間をかけているようでは飽きられます。一度当社のサイトを開いてもらえば、その場で注文できるシステムを作っています」と四方社長は話している。 この、手軽さと素早いレスポンスが受け、一般の企業や官庁からも注文が入るようになっている。 | |